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引っ越し時のインターネット回線乗り換え完全ガイド|手順と注意点

🙂 越野さや 公開: 更新:

回線解約を忘れて2ヶ月分二重払いした話

7回目の引っ越しのとき、旧居の光回線解約を忘れて2ヶ月分余分に払い続けました。月5,000円×2ヶ月で1万円の損失。新居の回線開通に追われていて、頭から抜けていたんです。

その後の引っ越しでは必ず「回線手続きチェックリスト」を作るようにしました。やることが多い引っ越し期間中、回線の手続きは後回しになりがちです。でも、ちゃんと管理すれば旧居解約のキャッシュバックと新居申し込みのキャッシュバックが両方もらえて、むしろ通信費がプラスになるくらいお得にできます。

12回の引っ越しで学んだ、回線乗り換えの正しい手順をまとめました。

引っ越し時の回線手続き・全体スケジュール

引っ越し2ヶ月前  →  新居で使える回線を調べて申し込む
引っ越し1ヶ月前  →  旧居の解約連絡(解約月・違約金を確認)
引っ越し1〜2週前 →  モバイルWi-Fiのレンタル開始(開通までのつなぎ)
引っ越し当日前後 →  新居の工事立会い
引っ越し翌月    →  旧居回線の完全解約と請求を確認

光回線の新規工事は申し込みから1〜2ヶ月かかることが多いです(混雑状況や地域によって変動)。申し込みが遅れると新居でネットが使えない期間が生まれます。2ヶ月前の申し込みが鉄則です。

特に3月〜4月の引っ越しシーズンは工事業者の予約が取りにくく、2ヶ月以上かかるケースもあります。年度末に引っ越す予定なら、なるべく早めに動いてください。

引っ越し前に確認すること

現在の契約内容を調べる

まず手元の契約書類やプロバイダのマイページで以下を確認します。

  • 契約しているプロバイダ名と回線種別(フレッツ光、auひかり、電力系など)
  • 契約開始日と更新月(いつ縛り期間が終わるか)
  • 解約違約金の有無・金額

かつて光回線は「2年縛り」で契約期間中の解約に1万円前後の違約金が発生するのが一般的でした。ただし、2019年の電気通信事業法改正により違約金は最大1,000円に上限が設けられたため、2019年10月以降に新規契約した回線の多くは違約金が1,000円以下または無料になっています。古い契約のまま更新している場合は旧条件が適用されている可能性があるので、必ず現在の契約条件を確認してください。

新居で使える回線を調べる

マンションや集合住宅は、建物ごとに導入されている回線が決まっていることがあります。また、新規で工事を依頼する場合は2ヶ月ほどかかる場合もあるので、早めに確認・申し込みをするようにしましょう。

  • マンション共用設備に光ケーブルが引かれているかを管理会社に確認
  • 「フレッツ光マンションタイプ(VDSL方式)」の場合は通信速度が遅くなる場合がある
  • 戸建ての場合は基本的にどの回線でも申し込み可能

内見や契約のタイミングで「このマンションで使えるインターネット回線は何ですか?」と管理会社に聞いてしまうのが一番確実です。

「転用」「事業者変更」という制度を知っておく

光回線の乗り換えには「解約して新規申し込み」以外に、以下の手続きがあります。

転用(フレッツ光 → 光コラボへの乗り換え)

NTT東西が提供する「フレッツ光」から、ドコモ光・SoftBank光・GMOとくとくBB光などの「光コラボレーション」サービスへ乗り換える際に使う手続きです。工事不要・開通日の断絶なしで乗り換えでき、工事費がかかりません。転用承諾番号をNTTから取得して新しいプロバイダに提示するだけで手続きできます。

ただし、引っ越しで住所が変わる場合は転用ではなく解約→新規申し込みが必要になることがほとんどです。

事業者変更(光コラボ間の乗り換え)

ドコモ光からSoftBank光、またはGMOとくとくBB光へのような「光コラボ同士の乗り換え」は事業者変更という手続きで行います。これも工事不要です。乗り換え元のプロバイダから「事業者変更承諾番号」を発行してもらい、乗り換え先に提示します。

こちらも住所変更を伴う引っ越しでは適用されないケースがあるため、各プロバイダに確認が必要です。

引っ越しタイミングが「乗り換えの最安値」になる理由

1. 違約金が発生しにくいタイミングがある

引っ越し先の住所でその回線が使えない場合(例:戸建て専用プランからマンションへ引っ越す場合)は、「利用不可による解約」として違約金が免除されるケースがあります。これは一般的な対応ですが、プロバイダによって条件が異なります。必ず「引っ越し先で現在の契約は継続できるか」を契約中のプロバイダに事前確認してください。

2. 新規申し込みのキャッシュバックが最大化される

多くのプロバイダは「新規申し込み」に対して大きなキャッシュバックを設定しています。引っ越しで新しい住所での契約になるため、キャッシュバック対象になることが多いです。

ただし、キャッシュバックには条件があります。

  • 申請期限がある(開通後〇〇日以内に申請しないともらえない)
  • 指定の支払い方法が条件になっている(クレジットカード限定など)
  • キャッシュバック受け取りまで数ヶ月〜1年かかることがある

申し込み時にキャッシュバックの受け取り条件をしっかり確認しておきましょう。

主要プロバイダの比較

プロバイダ月額目安(税込)最大速度キャッシュバック目安
GMOとくとくBB光4,290円〜1Gbps工事費実質無料+CB
SoftBank光5,720円〜1Gbps最大36,000円程度
NURO光5,200円前後2Gbps工事費無料+CB
ドコモ光4,400円〜1Gbpsdポイント付与

※金額・キャンペーン内容はプロバイダ・申し込み時期によって頻繁に変わります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

GMOとくとくBB光

フレッツ光を使った光コラボレーションサービス。全国対応で開通が比較的早めとされています。工事費の実質無料キャンペーンを常時実施していることが多く、乗り換えのコストを抑えやすいです。

SoftBank光

ソフトバンクのスマートフォンを使っているなら「おうち割 光セット」で毎月最大1,100円引きになります。スマホとセットで使う前提なら実質的な月額コストを抑えられます。

NURO光

最大通信速度2Gbpsを提供しており、回線速度を重視する人向けです。サービスエリアが一部地域に限られる点と、宅内・屋外で2回の工事が必要なため開通まで時間がかかりやすい点が注意ポイントです。月額は一般的に5,000円前後が目安ですが、キャンペーン内容によって変わります。

ドコモ光

ドコモのスマートフォンとのセット割「ドコモ光セット割」で最大1,100円引きになります。dポイントが貯まる仕組みも魅力。

乗り換え手順・具体的なやること

STEP 1:現在の契約を確認する

  • 契約プロバイダ名と回線種別
  • 契約開始日・更新月(自動更新はいつか)
  • 解約違約金の有無・金額
  • 撤去工事の要否と費用

STEP 2:新居で使える回線を調べる

マンションは建物ごとに使える回線が決まっていることがあります。内見・契約時に管理会社に確認しましょう。また、各プロバイダの公式サイトから住所を入力してエリア確認もできます。

STEP 3:新しいプロバイダに申し込む

引っ越し2ヶ月前(遅くとも1.5ヶ月前)に申し込みます。工事日は新居の鍵渡し後の日程で設定してください。工事前の空室状態でも立会いは必要なので、引っ越し後早めの日程を押さえておきましょう。

工事費は一般的に1〜2万円程度かかりますが、多くのプロバイダがキャンペーンで実質無料にしています。実質無料の条件(月額割引での相殺か、一括キャッシュバックかなど)は申し込み前に確認を。

STEP 4:旧居の解約連絡をする

月末解約にすることで無駄な日割り請求を避けられる場合があります。解約受付から実際の解約まで数週間かかるプロバイダもあるので、引っ越しの1ヶ月前には連絡を入れておくのが安全です。

解約の際に撤去工事が必要かどうかも確認してください(光コラボは一般的に撤去工事不要ですが、機器の返却が必要なことがあります)。

STEP 5:工事立会い

新居での工事は通常1〜2時間程度です(工事内容によって変わります)。立会いが必要なので、仕事の予定と調整しておきましょう。工事後に開通確認を業者と一緒に行います。

工事まで使えるモバイルWi-Fiの活用

光回線の開通まで1〜2ヶ月かかる場合、その間のつなぎとしてモバイルWi-Fiをレンタルする方法があります。

引っ越し後すぐにリモートワークや動画視聴をしたい場合は、引っ越し当日からレンタルを開始しておくと安心です。光回線のキャッシュバックでレンタル費用をカバーできることも多いので、費用はそれほど気にしなくて大丈夫です。

スマートフォンのデータプランに余裕がある場合は、テザリングで乗り切るのも一つの手です。私は12回の引っ越しのうち数回はテザリングのみで乗り切りました。

まとめ

引っ越しと回線乗り換えのポイントを整理します。

  1. 2ヶ月前に申し込む — 工事待ちで困らないように(3〜4月の引っ越しシーズンはさらに早めに)
  2. 現在の契約の違約金と解約月を確認する — 二重払いと不要な違約金を防ぐ
  3. 違約金の上限規制(最大1,000円)を知っておく — 2019年10月以降の契約なら大きな違約金は不要なケースが多い
  4. キャッシュバックの受け取り条件をしっかり確認する — 申請漏れに注意
  5. 開通まではモバイルWi-Fiかテザリングで対応する — ネット断絶期間をゼロにできる

引っ越しのついでに回線も最適化して、毎月の通信費を見直しましょう。


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Author

越野さや

@hikkoshi_lab

無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。