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一人暮らしの食費節約術|自炊習慣と外食バランスの正解

🙂 越野さや 公開: 更新:

一人暮らし1年目、食費に月5万円使っていた過去

一人暮らしを始めた最初の頃、食費が月4〜5万円かかっていました。自炊できなかったわけではなく、「買ったのに食材が余る→捨てる→もったいないから外食する→また余る」という悪循環にはまっていたのです。

さらに、ストレスがたまるとコンビニに寄ってしまう習慣があり、月のコンビニ出費だけで1万円を超えることもありました。

いくつかの引っ越しを経て、試行錯誤を重ねた結果、今では月の食費を1.5〜2万円で管理できています。自炊と外食のバランスを整えるまでに3〜4年かかりましたが、その過程で学んだ知識をまとめます。


一人暮らしの食費の目安

総務省の家計調査(2023年)によると、単身世帯の月の食費(外食含む)の平均は約45,000〜50,000円程度とされています(地域・年齢・収入によって差が大きい)。ただし、これは平均であり、工夫次第で2〜3万円に抑えることは十分可能です。

私が目標にしてきた食費の内訳:

費目月の予算
食材(スーパーでの購入)12,000〜15,000円
外食3,000〜5,000円
コンビニ1,000円以内
合計16,000〜21,000円

これで栄養バランスを保ちながら十分に食事ができています。ただし、外食をほぼゼロにすることを前提とした数字のため、社会人として接待・会食が多い職種の方はこれより多くなります。まずは「現在の食費がいくらか把握する」ことから始めましょう。


自炊を続けるための3つの仕組み

仕組み1:週1回の「まとめ買い」習慣

毎日スーパーに行くのは食費が増える原因です。「今日は何を食べよう」とその日に考えると、余分なものを買いやすくなります。

私が実践しているのは「週1回の土曜日にまとめ買い」という方法。

まとめ買いの手順

  1. その週に何を作るか7日分のメニューを大まかに決める
  2. 必要な食材をリスト化する
  3. スーパーで一気に購入

最初は献立を7日分考えるのが面倒ですが、慣れると15分もあれば決められるようになります。スマホのメモに「先週作ったもの」を記録しておくと、翌週の献立を考えるのが楽になります。

まとめ買いで特に意識しているのは「肉は買ったその日に下処理して冷凍する」こと。鶏むね肉500gをその日のうちに1回分ずつ(100〜150g)に分けてラップして冷凍すれば、1〜2週間は保存できます。

仕組み2:「汎用性の高い食材」を中心に買う

一人暮らしで食材を無駄にしやすい原因のひとつが、「一品料理にしか使えない食材」を買ってしまうことです。

汎用性が高くて使い切りやすい食材:

  • 鶏むね肉・もも肉:炒め物、煮物、サラダ、スープとなんでも使える
  • :目玉焼き、スクランブルエッグ、チャーハン、スープ、丼など
  • 玉ねぎ・にんじん・じゃがいも:長持ちして多様な料理に使える
  • 豆腐:和え物、汁物、炒め物に対応
  • 冷凍野菜:使い切れる量だけ使えて便利

逆に、「その料理にしか使えない食材」を一人暮らしで買うのは慎重になりましょう。白菜1玉、大根1本は使い切るまでに時間がかかります(半分・4分の1にカットして売っているものを選ぶのが正解)。

仕組み3:「週2〜3回の外食」を予算として組み込む

「自炊100%」を目指すと、精神的に疲れてかえって食費が増えることがあります。週に2〜3回の外食を計画的に取り入れることで、自炊へのプレッシャーが減り、長続きします。

外食のルールとして私が設けているのは:

  • 1回の外食予算:1,000〜1,500円
  • 月4〜6回の外食が上限
  • ランチは自炊、外食は夕食のみ(原則)

この範囲内で自分が行きたいお店に行くと決めると、食事が楽しみになります。


食材を無駄にしない買い物術

冷蔵庫の在庫確認を習慣化する

買い物前に必ず冷蔵庫を確認します。スマートフォンのカメラで冷蔵庫を撮影してから買い物に行くと、スーパーで在庫を確認できて便利です。「たぶんあったはず」という思い込みで同じ食材を買い足してしまう失敗がなくなります。

「見切り品」を活用する

スーパーの夕方以降に値引きシールが貼られた見切り品を活用します。特に翌日中に使い切れる食材は積極的に購入します。

ただし、「安いから」という理由だけで買うのは禁物。使い切れない量を買ってしまうと結局捨てることになります。「今夜か明日の料理に使えるか」を必ず確認してから購入しましょう。

食材を冷凍保存する

余った肉や魚はすぐに小分けして冷凍します。買ってきた日に下処理して冷凍するのが鮮度を保つコツです。

冷凍保存で長持ちする食材:

  • 肉類(冷凍で1ヶ月程度)
  • 魚類(冷凍で2〜4週間程度)
  • ご飯(1食分ずつラップに包んで冷凍)
  • 食パン(1枚ずつ冷凍してトーストで使用)
  • ほうれん草、小松菜などの葉物野菜(茹でてから冷凍)
  • きのこ類(洗わずそのまま冷凍可能)

コンビニ出費を減らす方法

一人暮らしで食費が膨らむ大きな原因のひとつがコンビニです。私も最初の頃はコンビニに毎日寄っていました。

コンビニの商品はスーパーと比べて同じ商品で10〜30%程度高い場合が多く、ついで買いも重なると出費がかさみます。

コンビニ出費を減らすための方法:

方法1:コンビニに入るルールを作る

「コンビニは急ぎの用がある場合だけ」というルールを設けます。ぼーっとしながらコンビニをうろつく習慣をやめるだけで、月数千円の節約になります。

方法2:ドリンクは自分で準備する

ペットボトルのジュースや缶コーヒーをコンビニで都度買うのは非常にコスパが悪い。水筒やタンブラーに飲み物を入れて持ち歩く習慣をつけましょう。1本150円のペットボトルを毎日買うと年間約54,750円(365日)になります。

方法3:軽食・お菓子はスーパーでまとめ買い

小腹が空いたときのお菓子や軽食はコンビニではなくスーパーで購入します。同じ商品でもコンビニとスーパーでは価格が10〜30%違うことがあります。


栄養バランスを保ちながら節約する

食費を節約することと栄養バランスを保つことは両立できます。

コスパと栄養バランスの高い食材

食材特徴
卵(1パック200円前後)たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルが豊富な完全栄養食品に近い食材
鶏むね肉(100gあたり100〜150円程度)高たんぱく・低脂質でコスパ最高
納豆(1パックあたり40〜70円程度)たんぱく質・食物繊維・ビタミンK2が豊富
もやし(1袋20〜40円程度)安価で食物繊維・ビタミンCを補える
冷凍野菜(ほうれん草・ブロッコリーなど)旬の野菜を冷凍したもので栄養価が高く安価

これらを組み合わせると、1食200〜300円程度で栄養バランスの良い食事ができます。

自炊でも不足しがちな栄養素

一人暮らしの自炊で不足しがちなのは野菜・果物(ビタミン・食物繊維)です。冷凍野菜や缶詰の野菜・豆類を常備しておくと、調理が手軽になります。


一週間の自炊モデルプラン

参考として、私が実践している1週間の食事プランのサンプルを紹介します。

月曜日

  • 朝:卵かけご飯、みそ汁
  • 昼:弁当(前日の夕食の残り)
  • 夜:鶏むね肉と野菜の炒め物、ご飯

火曜日

  • 朝:トースト、ヨーグルト
  • 昼:コンビニ(会議があるなど忙しい日)
  • 夜:豚こま肉と玉ねぎの生姜焼き、みそ汁

水曜日

  • 朝:バナナ、ヨーグルト
  • 昼:弁当(前日夕食の残り)
  • 夜:外食(週の疲れが出る水曜は外食予算を使う)

木〜日曜日

同様のサイクルで回します。週末にまとめてご飯を炊いて冷凍しておくのが時短のコツです。日曜の夜に「作り置き」として2〜3品作っておくと、月〜水の弁当作りが格段に楽になります。


食費記録で「漏れ」を見える化する

食費を効果的に管理するには、まず「今いくら使っているか」を把握することが必要です。

おすすめの記録方法:

  • レシートをスマホで撮影:Zaim・マネーフォワードME等のアプリが自動集計
  • 月末に合計する習慣:銀行・クレジットカードの明細を確認
  • 現金払いを減らす:クレジットカードやiDで払うと明細が自動記録される

私は格安スーパーの近くに引っ越した際に食費が月5,000円以上下がりました。引っ越し先を選ぶ際はスーパーへのアクセスも「生活費」の観点から確認する価値があります。


まとめ:自炊と外食の正しいバランス

一人暮らしの食費管理で大切なのは「完璧な自炊」ではなく「持続可能なバランス」です。

目標とすべき食費の目安:月15,000〜20,000円

そのためのポイント:

  1. 週1回のまとめ買いで「その日の気分で買い物」をやめる
  2. 汎用性の高い食材を中心に購入する
  3. 外食を「禁止」ではなく「予算内で楽しむ」と考える
  4. コンビニには用事がないときは入らない
  5. 冷凍保存を活用して食材ロスをなくす

食費の節約は、初月から完璧にやろうとしなくていいです。まず1つのルールを試してみて、慣れたら次のルールを加えていくのが長続きの秘訣です。食費を月5,000円下げるだけで年間6万円の節約になります。その積み重ねが長期的な家計の安定につながります。

note

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Author

越野さや

@hikkoshi_lab

無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。