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一人暮らしの洗濯機おすすめ選び方|縦型vs乾燥機付きを比較

🙂 越野さや 公開: 更新:

乾燥機付きを買って後悔した理由

5回目の引っ越しのとき、思い切ってドラム式の乾燥機付き洗濯機を購入した。当時の価格で約12万円。「もう洗濯物を外に干さなくていい!」と喜んでいたのもつかの間、問題が続出した。

まず乾燥機を使うと電気代が月2,000〜3,000円上がった。次に、乾燥時間が長く(2〜3時間)、朝に洗濯して出勤前に取り込めない。洗濯機本体が大きすぎて、次の引っ越し先の洗濯機置き場に入らなかった。

高かった洗濯機を泣く泣く手放して、7万円のロスになった。この経験から「一人暮らしには縦型全自動が最もコスパが良い」という結論に至った。もちろん「外干しができない環境」や「忙しくて家事を全自動化したい」という状況では話が変わるが、多くの場合は縦型で十分だと感じている。


洗濯機の種類と特徴

縦型全自動洗濯機

最も一般的なタイプ。洗濯槽に水をためて洗うため、洗浄力が高く衣類の汚れをしっかり落とせる。

メリット

  • 価格が安い(20,000〜60,000円)
  • 洗浄力が高い(水流による揉み洗い効果)
  • 設置面積が小さい
  • 操作がシンプル
  • 多くの賃貸の洗濯機置き場(洗濯パン)に対応している

デメリット

  • 乾燥機能がない(乾燥機能付きはあるが能力は限定的)
  • 使う水の量が多い(1回の洗濯で40〜60L程度)

パナソニック 縦型洗濯機 6kg NA-F6B2(Amazon)

ドラム式洗濯乾燥機

ドラムを横に回して洗うタイプ。乾燥まで一括でできるのが最大の特徴。

メリット

  • 洗濯から乾燥まで全自動
  • 節水性が高い(縦型の約半分の水量)
  • 衣類の傷みが少ない(叩き洗いのため)
  • 梅雨や花粉の季節に外干しが不要

デメリット

  • 価格が高い(80,000〜200,000円以上)
  • 設置面積が大きい(奥行き60cm前後が多い)
  • 乾燥に電気代がかかる(1回約30〜60円。月20回使用で600〜1,200円程度)
  • 賃貸の洗濯機置き場に入らないことがある
  • 修理費用が高くなる傾向がある

シャープ ドラム式洗濯乾燥機 7kg ES-S7H

縦型洗濯乾燥機

縦型にヒーター乾燥を追加したタイプ。ドラム式ほど乾燥能力は高くないが、乾燥機能も使える。

メリット

  • ドラム式より安い(40,000〜80,000円)
  • 乾燥機能も使える
  • 設置面積が小さい

デメリット

  • 乾燥後に衣類がシワになりやすい(ヒーター式乾燥の特性)
  • 乾燥時間が長い(3〜4時間程度)
  • ドラム式より乾燥後の仕上がりがやや劣る

容量の選び方

一人暮らしに最適な容量

洗濯機の容量は「洗濯物の量 × 洗濯頻度」で選ぶ。

洗濯頻度推奨容量
毎日洗濯4〜5kg
2日に1回5〜6kg
週2〜3回6〜7kg

一人暮らしなら5〜6kgが最もバランスが良い

4kgは安くて省スペースだが、冬の厚手衣類やシーツを洗うとき容量が足りなくなる。7kg以上は容量が余りがちで、毎回少量で回すのはもったいない。

なお、洗濯機の「容量」は洗濯物の乾燥時の重量(洗濯容量)を指します。成人1人が1日に出す洗濯物の重量は一般的に1.5〜2kg程度とされているため、毎日洗濯するなら4〜5kg、2日分まとめて洗うなら5〜6kgが目安となります。


設置確認チェックリスト

洗濯機を購入する前に必ず確認すること。

1. 洗濯機置き場のサイズ

賃貸の場合、洗濯機置き場(洗濯パン)のサイズが決まっている。

一般的な洗濯パンのサイズ:

  • 640型:幅640mm × 奥行き640mm(古いマンションに多い)
  • 740型:幅740mm × 奥行き640mm(最近の標準)
  • 800型:幅800mm × 奥行き640mm(新築マンションに多い)

洗濯機の本体サイズが洗濯パンより大きいと設置できない。必ず事前に計測しておく。

物件の内見時に洗濯パンのサイズを計測しておくか、管理会社に確認しておくと安心です。

2. 蛇口の高さ

洗濯機の排水ホース・給水ホースが届くかどうかも確認が必要。特にドラム式は蛇口の位置によって設置できない場合がある。蛇口の位置が低すぎる場合は蛇口を延長するアダプターで対応できることもある。

3. 排水口の位置

排水口が右側か左側か、真後ろかで排水ホースの設置方向が変わる。購入前に排水口の位置を確認しておこう。排水ホースの長さが足りない場合は延長ホースで対応できる。


賃貸の洗濯機置き場に注意が必要なケース

室外設置(ベランダ洗濯機置き場)

古い物件に多い屋外設置タイプ。屋外設置対応の洗濯機を選ぶ必要がある。屋外設置不可のモデルは雨・直射日光・寒冷地の凍結で壊れる可能性がある。製品仕様の「設置場所」を必ず確認しましょう。

洗濯機なし(コインランドリー利用前提の物件)

洗濯機置き場がない物件の場合、コインランドリーを使うか、持ち運びできるミニ洗濯機を使うかの選択になる。コインランドリーの利用料金は洗濯のみで1回300〜500円、乾燥込みで400〜800円程度が一般的。月に12〜16回使うと年間で50,000〜80,000円かかる計算。洗濯機を購入したほうが1〜2年で元が取れる場合が多い。


縦型 vs ドラム式:一人暮らしならどちらを選ぶべきか

項目縦型ドラム式
本体価格低(20,000〜60,000円)高(80,000〜200,000円)
洗浄力高い(揉み洗い)やや低め(叩き洗い)
節水性低い(40〜60L/回)高い(20〜30L/回)
乾燥能力低い(一部あり)高い
設置面積小さい大きい
電気代(乾燥使用時)少ない多い
衣類への負担やや大きい少ない

一人暮らしには縦型全自動が基本的に最適解。予算が限られているなら縦型5〜6kgモデルを選ぼう。

ドラム式は「干す場所がない」「雨の日でも洗濯物を乾かしたい」「仕事が忙しくて家事を全自動化したい」人には便利だが、本体価格と電気代を考えると、初期費用を抑えて浮いたお金を別のことに使ったほうが合理的という場合も多い。


おすすめモデルと価格目安

予算25,000〜35,000円:アイリスオーヤマ 5kg

コスパ最強の一人暮らし向け縦型。洗濯機としての基本機能は十分。

アイリスオーヤマ 洗濯機 縦型 5kg IAW-T504(Amazon)

予算40,000〜60,000円:パナソニック 6kg

国産メーカーの安心感と省エネ機能のバランス。インバーターモーター搭載で動作音が静か。深夜・早朝に使う場合も安心の低振動・低騒音設計。

パナソニック 全自動洗濯機 6kg NA-F6B2(Amazon)

予算60,000〜90,000円:日立 縦型洗濯乾燥機 7kg

ビートウォッシュシリーズは洗浄力と使いやすさのバランスが良い。乾燥機能も使えて、価格と機能のバランスが良い。

日立 縦型洗濯乾燥機 7kg BW-DV70J


洗濯機の電気代・水道代の目安

機種タイプ1回の電気代目安1回の水道代目安月間コスト(20回/月)
縦型(乾燥なし)約5円約12〜18円約340〜460円
縦型(乾燥あり)約30〜50円約12〜18円約840〜1,360円
ドラム式(乾燥あり)約30〜60円約6〜10円約720〜1,400円

(電気代:1kWhあたり30円換算。水道代:1m³あたり200〜300円換算。使用環境・設定により異なる)

乾燥機能を頻繁に使うと電気代がかなり上がる。縦型で外干しを基本にするほうが電気代節約になる。


洗濯機のメンテナンス

購入後のメンテナンスも意識しておきましょう。

  • 洗濯槽の清掃:月1回を目安に洗濯槽クリーナーを使用する(黒カビ・雑菌の繁殖を防ぐ)
  • フィルターの掃除:糸くずフィルターは洗濯のたびに確認し、ゴミがたまったら取り除く
  • ドア・フタの乾燥:洗濯後はフタを開けて乾燥させることでカビを防ぐ
  • 排水ホースの確認:定期的に排水ホースが詰まっていないか確認する

特に洗濯槽の黒カビは一度発生すると除去が大変です。月1回の洗濯槽クリーナーでの洗浄習慣が長期的な清潔維持につながります。


まとめ

一人暮らしの洗濯機選びのポイントをまとめると:

  1. 容量は5〜6kgが最適
  2. 縦型全自動が一人暮らしには基本最適解
  3. ドラム式は利便性は高いが、費用と設置スペースに注意
  4. 設置前に洗濯パンのサイズ・蛇口位置・排水口を確認
  5. 予算30,000〜50,000円の縦型で十分な機能が揃う

引っ越し後すぐに使えるように、入居前から検討して搬入・設置の予約をしておくと安心。家電量販店での購入なら搬入・設置・古い家電の引き取りをセットでお願いできるサービスも多いです。

note

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Author

越野さや

@hikkoshi_lab

無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。