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一人暮らしの冷蔵庫サイズはどれくらい?失敗しない選び方

🙂 越野さや 公開: 更新:

「100Lで十分だろう」と思った失敗

最初の一人暮らしで購入した冷蔵庫は90L。「一人なら小さくていい」という判断だった。しかし実際に使ってみると、まとめ買いができない、作り置きの保存ができない、飲み物と食材で庫内がすぐ満杯になる、と不満が積み重なった。

2年後の引っ越しで150Lに買い替えたとき、「もっと最初から大きいものを買えばよかった」と強く思った。冷蔵庫は少し大きめを買ったほうが後悔が少ない、というのが私の結論だ。

冷蔵庫は5〜10年使い続ける家電。最初の選択が長い期間の使いやすさを左右するため、慎重に選ぶ価値があります。


一人暮らしに最適な冷蔵庫の容量

冷蔵庫の容量選びには「ライフスタイル」が大きく影響する。

容量の目安

ライフスタイル推奨容量
外食・コンビニ中心100〜130L
自炊週3〜4回130〜200L
自炊メイン・作り置きする200〜250L
料理をたくさんする250L以上

一人暮らしで「ある程度自炊する」ならば150〜200Lが最もバランスが良い

容量別のメリット・デメリット

100L以下

  • 価格が安い(10,000〜20,000円程度)
  • 消費電力が少ない
  • 冷蔵室が狭く、まとめ買いに向かない
  • 冷凍室がとても小さい(アイス数個でいっぱい)
  • 引っ越しの多い学生・短期居住には選択肢になる

130〜150L

  • 価格が手頃(20,000〜40,000円程度)
  • 1週間分の食材がほぼ収納できる
  • 作り置きをある程度保存できる
  • 冷凍室が最低限の容量

150〜200L

  • 価格は少し上がる(30,000〜60,000円程度)
  • 野菜室・冷凍室・冷蔵室のバランスが良い
  • まとめ買いをしても余裕がある
  • 節電機能が充実しているモデルが多い
  • 一人暮らしにとって最も使いやすいゾーン

200L以上

  • 価格が高い(50,000円〜)
  • 一人暮らしには少し大きすぎる場合もある
  • 料理好き・買い物を週1でまとめてする人向け
  • 二人暮らしへの移行を見据えた選択としてもあり

冷蔵庫のタイプ選び

上段冷凍室タイプ(ミドルサイズ向け)

一人暮らし向けの100〜200Lクラスに多いのが、上が冷凍室・下が冷蔵室の2ドアタイプ。

向いている人

  • コンパクトな冷蔵庫で十分な人
  • 冷凍食品・氷をそれほど使わない人

注意点

  • 冷凍室が上にあるため、冷凍食品を取り出すときに不便を感じることがある
  • 冷凍室の容量が小さいことが多い

アイリスオーヤマ 冷蔵庫 2ドア 162L ホワイト(Amazon)

下段冷凍室タイプ(300L以上)

冷蔵室が上段、冷凍室が下段の3〜4ドアタイプ。200L以上になると多くなるが、一人暮らしの部屋に置くには大きすぎることが多い。

冷蔵室が大きい「大容量小型冷蔵庫」

最近は150〜200Lでも冷蔵室の割合を大きくしたモデルが増えている。冷凍食品をあまり使わず、野菜や作り置きを多く保存したい人にはこちらが向いている。


一人暮らしの冷蔵庫おすすめモデル

コスパ重視:アイリスオーヤマ 154L

価格:約25,000〜35,000円

容量154Lで一人暮らしの標準的な使い方をカバーできる。静音設計で賃貸でも安心。シンプルなデザインで使いやすい。

アイリスオーヤマ 冷蔵庫 2ドア 154L(Amazon)

バランス重視:パナソニック NR-B17FW(168L)

価格:約40,000〜55,000円

国内大手メーカーの安心感と省エネ性能のバランスが良い。インバーター制御で電気代が抑えられる。6年間の長期使用を想定した作り。

パナソニック 冷蔵庫 168L NR-B17FW(Amazon)

容量重視:シャープ SJ-D23J(225L)

価格:約55,000〜70,000円

自炊をしっかりする人や料理の作り置きが多い人向け。225Lで野菜室つき。少し大きめだが、7〜8畳なら問題なく置ける。


設置前に確認すべきこと

冷蔵庫を購入する前に、以下の点を必ず確認しよう。

1. 設置スペースの寸法を測る

冷蔵庫の幅・奥行き・高さを計測し、本体より放熱スペースを確保する必要がある

  • 左右:各5〜10cm以上(メーカーの推奨値を確認)
  • 上部:10cm以上
  • 背面:2〜5cm以上

スペースギリギリだと放熱できず故障や電気代増加の原因になる。カタログや製品ページの「設置必要寸法」を必ず確認しましょう。

2. 搬入経路の幅を確認する

玄関の幅・廊下の幅・エレベーターのサイズも事前に確認しておこう。大きな冷蔵庫は玄関を通れないことがある。特に古いマンションや和室のある物件は玄関が狭いことが多い。

私は3回目の引っ越しで冷蔵庫が玄関を通らず、搬入業者に追加料金を払って窓から搬入してもらった経験があります。事前に計測しておくことで余計なコストを防げます。

3. コンセントの位置と電源

冷蔵庫は専用コンセントが理想。電源から遠い場所に設置する場合は延長コードを使用することになるが、延長コードでの使用は発熱・火災リスクがあるため、できる限り壁コンセント直結で使おう。冷蔵庫用は15A以上の専用回路が推奨されています。


引っ越し時の冷蔵庫の扱い方

引っ越し前日には必ず冷蔵庫を空にして電源を切ること。24時間前には電源を切り、霜や水分が出ないようにしておく。

引っ越し後は設置してすぐに電源を入れるのではなく、1〜2時間立ててから電源を入れると冷媒が安定して故障を防げる。これは冷蔵庫を横にして運搬した場合に特に重要です。縦で運搬した場合でも、しばらく立てて安定させてから電源を入れる習慣をつけておきましょう。


電気代の目安

冷蔵庫は365日24時間動き続ける家電なので、電気代が気になるところ。

容量年間消費電力(目安)年間電気代(目安)
100L150〜200kWh4,500〜7,000円
150L200〜280kWh6,000〜9,800円
200L250〜350kWh7,500〜12,200円

(電気代:1kWhあたり25〜35円換算。電力会社・プランにより異なる)

省エネ型インバーター搭載モデルを選ぶと、同じ容量でも年間電気代が数千円安くなる場合がある。統一省エネラベルの「年間消費電力量」や「省エネ達成率」を確認して比較しましょう。長期使用を前提にするなら省エネ性能もチェックしよう。

なお、家電量販店では「省エネラベル」が製品ごとに表示されており、年間消費電力量(kWh/年)が明記されています。同じ容量なら年間消費電力量が低いほど省エネです。


中古冷蔵庫の注意点

コスト削減のために中古冷蔵庫を検討する場合の注意点です。

  • 冷蔵庫の平均寿命は一般的に8〜10年程度とされています(メーカーにより異なる)
  • 中古品を購入する際は製造年を確認し、古いモデルは省エネ性能が低い場合がある
  • 動作確認ができる店舗(リサイクルショップ等)での購入が安心
  • 中古品には保証がない場合が多いため、故障リスクを考慮した上で判断する

学生の場合など、短期間の使用であれば中古品も合理的な選択肢です。一方で、長期使用を前提にするなら新品の方が省エネ性能・保証面で安心です。


まとめ

一人暮らしの冷蔵庫選びのポイントをまとめると:

  1. 容量は150〜200Lが一人暮らしの最適解
  2. 外食中心なら100〜130Lでも可
  3. 設置スペースと搬入経路を先に確認する
  4. 省エネ性能が高いモデルは長期的にお得
  5. 大手メーカー(パナソニック・シャープ・東芝など)は保証・修理対応が充実している

冷蔵庫は5〜10年使う家電なので、少し予算をかけてでもちょうど良いサイズのものを選ぶのが正解。最初に「安さ」だけで選ぶと、容量不足で毎日ストレスになる。後悔しない冷蔵庫選びのために、実際に家電量販店で見てから決めることをおすすめする。

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Author

越野さや

@hikkoshi_lab

無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。