一人暮らしのカーテン選び方|遮光・防音・丈の測り方まで解説
TL;DR
- 採寸は「幅=窓枠内寸+10cm、丈=床まで-1cm」が基本
- 遮光1級で朝の光を完全シャット。在宅勤務・夜勤明けの人に必須
- レース+遮光の2枚組を最初から揃えると後悔が少ない
この記事が役立つ状況
- 対象者: 新居のカーテンを選ぼうとしている一人暮らし予定者
- 直面している課題: サイズの測り方・遮光度の選び方が分からず失敗が不安
- 前提条件: 引越し前または入居直後でカーテンをまだ選んでいない
引っ越し当日の夜、カーテンがなくて丸見えだった話
初めて一人暮らしをした夜の失敗は今でも鮮明に覚えている。引っ越し当日にカーテンを付け忘れ、夜になっても裸電球の下で外から丸見えの状態で過ごした。慌てて近所の100均で簡易カーテンを買ったが、窓サイズが合わず隙間から外が見えるという状態に。
それ以来、カーテンは「引っ越し前日までに用意して当日朝イチで取り付ける」ことを鉄則にしている。この記事では、カーテン選びで必要な全知識をまとめて解説する。
カーテンの種類と選び方
ドレープカーテン(厚手・メインカーテン)
一般的に「カーテン」と呼ばれるもの。遮光・遮熱・防音などの機能性を持つものが多い。朝晩など光を遮りたいときや、外からの視線を防ぎたいときに使う。
レースカーテン(薄手・シアーカーテン)
薄い素材で透け感があるカーテン。昼間の採光を保ちつつ外からの視線を防ぐ効果がある。ドレープカーテンと組み合わせて使うのが一般的。
ロールスクリーン・ブラインド
窓枠に設置する巻き上げ式のスクリーン。すっきりとした見た目で、モダンなインテリアに合う。採光量を細かく調整しやすい。
一人暮らしの場合はドレープカーテン + レースカーテンの組み合わせが最も実用的。
遮光カーテンの等級
「遮光カーテン」と一口に言っても、遮光性能にはグレードがある。日本インテリアファブリックス協会(NIF)が定める遮光等級を確認しよう。
| 遮光等級 | 遮光率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1級(完全遮光) | 99.99%以上 | ほぼ真っ暗。夜勤・夜行バス帰りで昼間寝る人向け |
| 2級 | 99.80%以上 | かなり暗くなる。光が少し透ける |
| 3級 | 99.40%以上 | ある程度遮光できる |
| 非遮光 | — | 外からの光が入る。採光を重視したい場合 |
一人暮らしにおすすめは1級遮光。朝の日差しで早起きしたくない人、仕事の都合で昼間に寝ることがある人は1級一択。
CURTAIN EXPRESS 1級遮光カーテン 100×200cm
窓サイズの正しい測り方
カーテンのサイズを間違えると隙間が空いて外から見えたり、丈が短くて見た目が悪くなったりする。正確に測るのが最重要。
必要な測定箇所
レールの種類を確認する カーテンレールには「機能レール(シンプルな白レール)」と「装飾レール(木製・金属製)」の2種類がある。
幅(W)の測り方 カーテンレールのランナー(輪)の端から端までの長さを測る。測った長さに1〜1.05倍した幅のカーテンを選ぶ(ゆとりを持たせるため)。
丈(H)の測り方 ランナーの穴(フック取付位置)から床まで、または窓枠下までを測る。
| 窓の種類 | 推奨の丈 |
|---|---|
| 腰高窓 | 窓枠下端 + 15〜20cm |
| 掃き出し窓(床まで) | 床面 − 1〜2cm |
測定時の注意点
- 巻き尺(メジャー)で測ること。目測は絶対にNG
- 測定は左・右・中心の3か所で行い、最も短い値を使う(窓が歪んでいることがある)
- 複数の窓がある場合はすべて個別に測る(同じマンションでも窓サイズが違うことがある)
内見時に窓サイズを測るのがベスト
カーテンを事前に用意するために、物件の内見時にメジャーを持参して窓サイズを測っておくと、引っ越し当日までに用意できる。「内見時に測るのを忘れた」場合は、管理会社に図面を依頼して窓サイズを確認する方法もある。
カーテンの機能を比較する
防音カーテン
外からの騒音を軽減する機能。交通量の多い道路沿いや線路近くの物件に住む場合に有効。重くて厚い素材ほど防音効果が高い傾向にある。
CURTAIN EXPRESS 防音・遮光カーテン 100×200cm
断熱・遮熱カーテン
夏の日差しや冬の冷気を遮断する機能。エアコンの効き目を高め、電気代節約にもなる。特に西向きの窓には遮熱カーテンが効果的。
UVカットカーテン
紫外線を遮断する機能。家具・床・衣類の色あせを防ぐ効果がある。西向きの部屋で長時間日が当たる場合に便利。
防炎カーテン
消防法(防炎規制)により、高さ31m以上の高層建築物や一定の用途の建物では、防炎物品(防炎カーテンを含む)の使用が義務付けられている。マンションの11階以上(目安として高さ31m超)に住む場合は防炎表示のあるカーテンを選ぼう。入居前に管理会社や不動産会社に確認することをおすすめする。
カーテンの色・デザイン選び
一人暮らしの部屋では、カーテンの色が部屋の印象を大きく左右する。
部屋を広く見せたい場合
白・ベージュ・アイボリーなど明るい色は部屋を広く見せる効果がある。狭い部屋には特におすすめ。
部屋をおしゃれに見せたい場合
グレー・ネイビー・グリーンなど落ち着いたトーンの単色カーテンは、シンプルながらもインテリアとして映える。柄物は好みがあるが、シンプルな家具と組み合わせると良い。
床・壁の色と合わせる
白い壁にはアクセントカラーのカーテンが映える。木目調の床にはブラウン・グリーン系が相性が良い。
カーテンの取り付け
取り付け方法
カーテンフックには2種類ある。
Aフック:フックがカーテン上端に近いところにある。カーテンレールが見える仕上がり。
Bフック:フックがカーテン上端よりやや下にある。カーテンレールが隠れる仕上がり。よりすっきり見える。
賃貸の場合はほとんどBフックが標準。カーテン購入時に「Bフック対応」か確認しよう。
価格帯別おすすめカーテン
1,000〜3,000円(コスパ重視)
ニトリ・IKEA・インターネット通販でこの価格帯でも品質の高いものがある。ただし一般的に縫製がやや荒く、洗濯後に縮む可能性がある。
ニトリ 遮光カーテン 幅100×丈200cm 1枚(店舗 or nitori.co.jp)
3,000〜8,000円(バランス重視)
縫製がしっかりしており、機能性(遮光・遮熱・防音)が充実している価格帯。一人暮らしにはここが最もコスパが良い。
ドレープカーテン 1級遮光 幅100×丈200 2枚セット
10,000円以上(品質重視)
縫製・素材が高品質で、長期間使っても型崩れしにくい。インテリアにこだわりたい人向け。
カーテンの洗濯・手入れ
カーテンは半年〜1年に1回程度の洗濯が目安。汚れを放置すると見た目が悪くなるだけでなく、アレルギーの原因になるホコリやダニが付着する。
洗濯方法:
- カーテンの洗濯表示を必ず確認する
- 洗えるカーテンは洗濯ネットに入れて洗濯機の「手洗いコース」または「弱水流コース」で洗う
- 洗濯後はカーテンレールにそのまま吊るして乾かすと、重力でシワが伸びる
カーテンの価格帯と機能の比較
1,000〜3,000円:デザイン限定・機能最低限。3,000〜8,000円:遮光・防音・UVカット機能付き。8,000円以上:高品質素材・オーダー。一人暮らしは中価格帯で機能重視が最適です。
カーテン選びで失敗するケース
「サイズを測らずに買ったら合わなかった」「遮光が足りなくて朝に目が覚める」「ドレープとレースの両方が必要と知らなかった」が多い失敗です。
カーテンの代替選択肢
ロールスクリーンは遮光・操作のシンプルさでカーテンより優れた面があります。窓一面がスッキリ見え、狭い部屋に向いています。ただし洗濯の手間はカーテンより大きいです。
あなたの状況で選ぶ
遮光を最優先にしたい → 遮光1級を選ぶ。 部屋を広く見せたい → 天井近くにカーテンレールを設置してロング丈にする。 サイズが不安 → 購入前に窓のサイズを採寸してから選ぶ。 カーテンの洗濯が面倒 → ロールスクリーンで代替するとスッキリしやすい。
よくある質問(FAQ)— どう選ぶ?何が必要?
一人暮らしのカーテンは遮光何級を選べばいいですか?
朝の光が気になる人・夜型の人には遮光1級がおすすめです。それ以外は2〜3級で十分です。
カーテンの丈はどうやって測ればいいですか?
カーテンレールのフックの穴から窓枠下まで測り、腰高窓は+15〜20cm、床まで届く窓は-1〜2cmが基本です。
賃貸でカーテンレールが古い場合はどうすればいいですか?
管理会社に相談しましょう。ほとんどの場合、傷をつけずに取り付けられる別の方法(突っ張りカーテンポール等)で対応できます。
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まとめ
一人暮らしのカーテン選びのポイントをまとめると:
- 入居当日から使えるよう、引っ越し前に準備する
- 窓サイズは必ずメジャーで正確に測る(内見時に測るとベスト)
- 遮光1級カーテンを選ぶと生活リズムが整いやすい
- ドレープ(厚手)+レース(薄手)のセットが実用的
- 防音・断熱機能は住む場所の環境に合わせて選ぶ
- 高層マンション(31m超)は防炎カーテンが必要か確認する
カーテンは引っ越し後すぐに必要になるアイテムなので、事前に窓サイズを確認しておくことが何より大切。焦って当日に買うと後悔することになるので、余裕を持って準備しよう。
FAQ
Q01 一人暮らしのカーテンは遮光何級を選べばいいですか?
朝の光が気になる人・夜型の人には遮光1級がおすすめです。それ以外は2〜3級で十分です。
Q02 カーテンの丈はどうやって測ればいいですか?
カーテンレールのフックの穴から窓枠下まで測り、腰高窓は+15〜20cm、床まで届く窓は-1〜2cmが基本です。
Q03 賃貸でカーテンレールが古い場合はどうすればいいですか?
管理会社に相談しましょう。ほとんどの場合、傷をつけずに取り付けられる別の方法(突っ張りカーテンポール等)で対応できます。
Author
越野さや
@hikkoshi_lab無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。