一人暮らしに必要な掃除グッズ一覧|最初に揃えるべきものだけ
掃除グッズを買いすぎて全部使わなかった話
最初の一人暮らしを始めたとき、100均で掃除グッズを大量購入した。フローリングワイパー、ほうき、ちりとり、掃除機、バスルーム用スポンジ、カビ取り剤、換気扇用洗剤、マルチクリーナー…気が付いたら収納スペースの一角が掃除グッズで埋まっていた。
しかし実際に週1〜2回の頻度で使ったのは「フローリングワイパー」「掃除機」「トイレブラシ」の3点だけ。買いすぎた掃除グッズは引っ越しのたびに荷物になった。
一人暮らしに本当に必要な掃除グッズは意外と少ない。この記事では「絶対に使うもの」と「状況に応じて追加するもの」を分けて紹介する。
最低限必要な掃除グッズ(必須5点)
1. フローリングワイパー
一人暮らしの掃除で最も使用頻度が高いアイテム。掃除機よりも手軽に使えて、ほこりや髪の毛をサッと取れる。
ドライシートとウェットシートの2種類を使い分けると便利。
- ドライシート:日常的なほこり取り
- ウェットシート:フローリングの汚れ拭き取り
花王 クイックルワイパー フロア用掃除用具 本体(Amazon)
クイックルワイパーは定番中の定番。本体は安くて耐久性があり、シートも様々なメーカーの互換品が使える。
2. 掃除機
フローリングワイパーで取れない細かいゴミ、じゅうたんやラグの繊維の奥に入ったゴミには掃除機が必要。
一人暮らし向けの軽量コードレス掃除機が最もおすすめ。コンパクトで取り回しが楽。
マキタ コードレス掃除機 CL107FDSHW(Amazon)
価格帯は5,000〜20,000円。マキタのコードレス掃除機はコスパが高く、一人暮らしに人気。
3. トイレブラシ
トイレは週1回は必ず掃除が必要。トイレブラシがないと汚れが蓄積して落としにくくなる。
最近はブラシを使い捨てにするタイプが人気。衛生的でブラシ本体の掃除が不要。
4. 住宅用マルチクリーナー(万能洗剤)
キッチン・バスルーム・洗面所などで使えるマルチクリーナーが1本あると十分。用途別に複数本用意する必要はない。
おすすめはマジックリン・バスマジックリンなどの泡スプレータイプ。汚れに吹きかけて少し置いてから流す・拭き取るだけ。
花王 マジックリン ハンディスプレー
5. ゴミ袋・ゴミ箱
一人暮らしの部屋にゴミ箱は最低2〜3個必要。
- 台所:生ゴミ用(袋付きが衛生的)
- 部屋:可燃ゴミ・雑紙用
- バスルーム or 洗面所:燃えるゴミ
自治体によってゴミ袋のサイズが指定されている場合があるので、入居前に確認すること。入居後すぐに近隣のゴミ集積所の場所とゴミ収集日を確認しておくと、ゴミをためずに快適に生活できる。
あると便利な掃除グッズ(状況に応じて追加)
6. ハンディモップ・ハタキ
棚の上・テレビの裏・照明器具の周りなど、掃除機が届きにくい場所のほこり取りに使う。100均のもので十分。
7. スポンジ・キッチンブラシ
食器洗い用のスポンジはキッチンの必需品。2〜3個まとめて買っておくと替えが楽。
8. 窓用ガラスクリーナー
年に数回の窓掃除に使う。入居直後と退去前は特に念入りに掃除すると、退去費用の節約になる。
9. 排水口用ネット・ゴミ取りフィルター
バスルームの排水口・キッチンのシンクに取り付けるネット。髪の毛や食べかすをキャッチし、排水管の詰まりを防ぐ。消耗品なので定期的に交換する。
貼るタイプ 排水口ゴミ受けシール 30枚入り
ロボット掃除機は一人暮らしに必要か?
最近は2〜3万円から買えるロボット掃除機が増えている。「一人暮らしにロボット掃除機はオーバースペックでは?」と思う人もいるかもしれないが、実は一人暮らしにこそ向いているアイテムだと感じている。
ロボット掃除機のメリット
- 仕事中・外出中に自動で掃除してくれる
- 毎日掃除できるので「部屋を常に清潔に保てる」
- 掃除の手間がゼロになる
ロボット掃除機のデメリット
- 床にものを置けない(片付けが前提)
- 最初の設定・使い方に慣れるまで少し手間
- 充電ベース置き場が必要
iRobot ルンバ i3 ロボット掃除機
Eufy RoboVac 11S ロボット掃除機
6畳程度の一人暮らし部屋なら安いモデルで十分機能する。特に忙しくて掃除の時間が取りにくい人には本当におすすめ。
掃除グッズの収納をシンプルにするコツ
一人暮らしの狭い部屋では、掃除グッズの「置き場所」も重要。
フローリングワイパーはマグネットフックで壁付け
壁や冷蔵庫の側面にマグネットフックを取り付けて、フローリングワイパーを壁付け収納すると床面積を取らない。
掃除グッズをまとめて1か所に収納
掃除用品は洗面所下の収納や玄関横の収納にまとめておくと、使いたいときにすぐ取り出せる。
「1か所・1アイテム」の原則
用途が似ている洗剤を複数持たない。マルチクリーナー1本で台所・お風呂・洗面所をすべてカバーする。
退去前のクリーニング:費用を抑えるための予防掃除
一人暮らしで退去時にかかりやすい原状回復費用のうち、特に多いのが「キッチン・バスルームの汚れ」「タバコのヤニ汚れ」「フローリングのキズ・汚れ」だ。
日常的な掃除で防げる汚れについては、入居者の負担になるケースがある。国土交通省が公表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、経年劣化による汚れは貸主負担、入居者の手入れ不足による汚れは借主負担とされることが多い。
日常的な掃除習慣をしっかり維持することが、退去時のトラブル・費用を最小化する最良の方法だ。
一人暮らしの掃除スケジュール
週1〜2時間の掃除で部屋を清潔に保てる現実的なスケジュールを紹介。
| 頻度 | 掃除内容 |
|---|---|
| 毎日 | ゴミ捨て(可燃・不燃に分けて)、食器洗い |
| 週1回 | フローリングワイパー、掃除機、トイレ掃除 |
| 月1回 | 浴室・洗面所の水垢・カビ取り、換気扇フィルター掃除 |
| 3ヶ月に1回 | 窓掃除、冷蔵庫内の整理 |
| 年1〜2回 | エアコンフィルター掃除、レンジフード掃除 |
コストまとめ
一人暮らしで最初に揃える掃除グッズのコスト目安。
| アイテム | 価格目安 |
|---|---|
| フローリングワイパー | 500〜1,500円 |
| コードレス掃除機 | 5,000〜20,000円 |
| トイレブラシ | 300〜1,000円 |
| マルチクリーナー | 300〜500円 |
| ゴミ箱(3個) | 1,000〜3,000円 |
| 合計 | 7,100〜26,000円 |
掃除機を安いもので揃えれば合計5,000〜10,000円程度で十分揃う。ロボット掃除機を導入するなら別途20,000〜40,000円必要だが、生活の質が大きく上がる。
まとめ
一人暮らしの掃除グッズは「少なく・シンプルに」が正解。最初に揃えるべきは次の5点だけ:
- フローリングワイパー(クイックルワイパーなど)
- コードレス掃除機
- トイレブラシ(使い捨てタイプがおすすめ)
- マルチクリーナー
- ゴミ箱 + ゴミ袋
余裕があればロボット掃除機を追加すると掃除の習慣が劇的に楽になる。最初から多くのアイテムを揃えるより、本当に使うものだけ買ってスッキリした部屋を維持しよう。
12回の引っ越しで体得した「掃除グッズの正解」は、「数を絞って毎日使う」こと。使わないグッズは収納を圧迫し、引っ越しの荷物になるだけ。シンプルな道具で短時間の掃除を続けることが、清潔な一人暮らし空間を作る一番の近道だ。
Author
越野さや
@hikkoshi_lab無類の引っ越し好き。これまで3都道府県で12回単身引っ越しをし、総額引っ越し費用は500万円を超える。引っ越しによって人生を変えてきた。人生を変えるには住む場所を変えるべきと思っている派。