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業者なし!自分で引っ越しする方法|レンタカー活用と注意点

🙂 渡邊悠介 公開:

「2万円で引っ越しできた」あの体験

1回目の引っ越しは大学入学のタイミングで、実家から学生寮に移る小規模な移動だった。荷物は段ボール15箱と自転車だけ。業者の見積もりを取ったら3万5千円と言われ、「高い」と感じた僕は友人に協力してもらい、レンタカーの軽トラを1日借りて自分で引っ越した。総費用は約2万円。業者より1万5千円安くなった。

もちろんそれなりに疲れたし、友人への感謝の気持ちとして食事代を出したから実質的な差額は1万円くらいだったが、「引っ越し業者を使わなくてもできる」という経験は今でも活きている。

この記事では、自分で引っ越しするための方法・向いているケース・費用・注意点を全部まとめて解説する。


自力引っ越しが「向いている人・向いていない人」

向いている人

  • 荷物が少ない(段ボール10〜20個・大型家具なし)
  • 引っ越し距離が短い(同一市区町村・隣の市程度)
  • 手伝ってくれる人(家族・友人)がいる
  • 体力に自信がある
  • 費用を最小限に抑えたい

向いていない人

  • 洗濯機・冷蔵庫・ベッドなど大型家具が多い
  • 一人暮らしで手伝ってくれる人がいない
  • 引っ越し先が遠距離(他県・長距離)
  • 体力に不安がある(腰痛持ちなど)
  • スケジュールが過密で引っ越しに時間をかけられない

大型家電(特に洗濯機・冷蔵庫)の運搬は、専用の器具(台車・ベルト)と経験がないと怪我のリスクがある。これらがある場合は業者に依頼することをおすすめする。


自力引っ越しの費用目安

業者を使わない場合の費用の内訳を見てみよう。

レンタカー(軽トラック)の費用

軽トラックのレンタル費用はレンタカー会社・時間によって異なる。

時間費用目安
6時間5,000〜9,000円
12時間(1日)8,000〜14,000円
24時間10,000〜18,000円

トヨタレンタカー・ニッポンレンタカー・オリックスレンタカーなどで軽トラックの取り扱いがある。事前にWEBで予約するとスムーズだ。

ハイエースバン(2tクラス)の費用

荷物が多い場合は、より積載量の多いハイエースバン(バンタイプ)が適している。

時間費用目安
6時間8,000〜14,000円
12時間(1日)12,000〜20,000円

ガソリン代

走行距離によるが、市内の近距離移動であれば500〜2,000円程度。

その他の費用

  • 梱包資材(段ボール・プチプチ):無料〜5,000円(業者からもらうか、スーパーで調達)
  • 食事(手伝ってくれた人への謝礼・食事代):3,000〜10,000円

合計費用の目安

条件費用目安
軽トラ6時間+近距離10,000〜20,000円
ハイエース1日+中距離20,000〜35,000円

業者を使った場合(閑散期・単身)の25,000〜50,000円と比較すると、10,000〜30,000円程度の節約になる場合が多い。


車種の選び方

軽トラック

積載量の目安

  • 荷台寸法:長さ約2m × 幅約1.4m × 高さ(あおり)約30cm
  • 段ボール(みかん箱):20〜30箱程度
  • 1Kの荷物:1〜2往復で運べる量

向いている荷物

  • 段ボール箱中心の荷物
  • 自転車(荷台に縦に立てかけ可)
  • 小〜中型の家具(椅子・棚・デスクなど)

向いていない荷物

  • 冷蔵庫・洗濯機(搬出・搬入の手間が大きい)
  • ベッドのマットレス(荷台に収まらないことがある)
  • 雨天時は荷物が濡れるリスクあり(ブルーシートが必要)

ハイエースバン(バン型)

積載量の目安

  • 荷室寸法:長さ約2.4m × 幅約1.5m × 高さ約1.3m
  • 段ボール(みかん箱):40〜60箱程度
  • 1LDK〜2Kの荷物:1〜2往復で対応可能

向いている荷物

  • 軽トラより多い荷物
  • 高さのある家具(本棚・タンスなど横倒しにして積む)
  • 雨天でも荷物が濡れない(屋根あり)

2tトラック

一般のレンタカー会社では取り扱いが少ないが、ニッポンレンタカーなど一部の会社では2tトラックの貸し出しを行っている。大型家具が多い場合は検討の余地がある。ただし運転技術が必要で、初心者には難易度が高い。


レンタカーの予約・借り方

手順

  1. レンタカー会社のWEBサイトから予約する:使いたい日の1〜2週間前に予約すると確実。繁忙期は早めに。
  2. 車種・時間を選ぶ:軽トラかバンか、何時間借りるかを決める
  3. 免許証を持って店舗に行く:予約した時間の少し前に店舗へ
  4. 保険の確認:CDW(車両補償)・NOC(ノンオペレーションチャージ)保険へ加入することをおすすめする

必要なもの

  • 運転免許証(AT限定可)
  • クレジットカードまたは現金

軽トラックは普通自動車免許(AT限定含む)で運転可能。

注意点:乗り捨て(ワンウェイ)サービス

一部のレンタカー会社では「ワンウェイ」サービスとして、借りた場所と返す場所を変えられるオプションがある。同じ都道府県内や近距離なら追加料金が少ない場合もある。引っ越し先の近くで返却できると、往復の手間が省ける。


自力引っ越しの当日の流れ

前日までに準備すること

  • 荷物の梱包を完成させる(当日に梱包するのはNG)
  • 大型家具の搬出ルートを確認する(廊下の幅・ドアサイズ)
  • エレベーターの使用予約(マンションの場合)
  • 駐車場の確保(トラックを止める場所の確認)
  • 台車・毛布・ロープを準備する(レンタカー会社で貸し出しの場合も)

当日の流れ

  1. レンタカー会社で車を受け取る(8〜9時頃)
  2. 旧居に移動し、搬出開始(重いものを奥から積む)
  3. 積み込み完了後、新居へ移動
  4. 新居で搬入(重いものを最初に奥の部屋へ)
  5. 旧居に戻って清掃・最終確認(必要な場合)
  6. レンタカーを返却

荷物の積み方のポイント

  • 重いものを先に積み、下に置く:段ボール箱は重いもの(本など)が入ったものを床側に
  • 重心を低く保つ:走行中に荷物が倒れないよう、不安定なものはロープで固定する
  • 壊れやすいものは最後に積む:搬出の最後・搬入の最初に動かせるよう、荷台の出口付近に積む
  • 軽トラの場合はブルーシートで雨対策を

自力引っ越しで体を傷めないための注意点

自力引っ越しで最も多いのが、腰を痛めるケースだ。

重いものを持ち上げるときの基本姿勢

  • 膝を曲げて持ち上げる:腰を曲げたまま持ち上げると腰椎に大きな負担がかかる
  • 荷物を体に近づけて持つ:荷物が体から離れているほど腰への負担が増す
  • 無理に一人で持とうとしない:「二人で持つ」ことを迷わず求める

台車を活用する

台車があると大幅に体の負担が減る。レンタカー会社で台車を貸し出している場合があるので、予約時に確認しよう。なければホームセンターでレンタルできることもある。

疲れを感じたら即休憩

引っ越し当日は「終わらせなければ」という焦りから無理をしがちだ。体力の限界を超えると判断力も落ちるため、30分〜1時間に1回は休憩を入れることをおすすめする。


業者と自力引っ越しの費用・手間比較

比較項目業者自力引っ越し
費用(単身・近距離)20,000〜60,000円10,000〜25,000円
体力的な負担少ない大きい
時間半日〜1日1〜2日かかることも
リスク(怪我・物損)業者が補償自己責任
大型家電への対応可能難しい

まとめ:「荷物が少ない近距離引っ越し」なら自力が効果的

自力引っ越しは、条件が合えば非常にコストパフォーマンスの良い方法だ。ただし、「安い」という理由だけで無理に選ぶと、怪我・荷物の破損・思った以上の時間超過というリスクがある。

自力引っ越しをおすすめできる条件まとめ

  1. 荷物は段ボール20箱程度まで(大型家具は最小限)
  2. 引っ越し距離が近い(同一市内〜隣市程度)
  3. 手伝ってくれる人が1〜2人いる
  4. 体力があり、怪我のリスクを理解している

条件が合わない場合は、費用の節約より安全と確実性を優先して業者を選ぶことをすすめる。1回目の引っ越しで自力引っ越しを経験した僕でも、大型家具が増えてからは業者を使う方を選んでいる。自分の状況に合った方法を選んでほしい。

📝 note

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Author

渡邊悠介

12回の引っ越し経験者。引っ越しの失敗と成功を繰り返してきた。その経験をもとにリアルな情報を発信中。